タブクリアです、こんにちは。

前回の投稿から5か月近く、季節は冬を通り越して春ですね。
前回投稿時に苦しめられていた咳はすっかり良くなりました。
前回に引き続き、今回も健康関係のネタで…。

私の場合、何年か一度なのですが、胸焼けがあったりとか、寝ているときに、胃液がこみ上げてくる症状が出ることがあります。

これは、「逆流性食道炎」という病気で、最近は結構罹る人が増えているようですね。基本的には薬を数か月飲めば治るものなので、これ自体はそれほど深刻な病気ではないのですが、何より不快なのと、他に深刻な病気が潜んでいたりしても嫌なので、内視鏡検査(いわゆる「胃カメラ」)を受けてきました。

最近、有名人でも、比較的若くても胃がんになったりする人もいますし…。

私の年齢になると、会社の健康診断でも胃のレントゲン検査があるのですが、私の場合、胃にポリープが複数あり、レントゲンの結果が「要精密検査(=内視鏡)」になるのは確実なのと、不要な被ばくを避けるためにも、胃のレントゲンは健康診断では受診せず、代わりに、自分で受けた内視鏡検査の結果を会社に報告・提出する、という形にさせてもらっています。(バリウムを飲んだ後の下剤の作用が不快、というのもありますね)

前置きが長くなりましたが、一般に、「胃カメラは苦しい」というイメージがありますよね。最近は、鎮静剤(軽い麻酔のようなもの)を使って検査をしたり、鼻から入れる内視鏡で検査をする施設も多いようです。どちらも、内視鏡が喉から食道に入る時の、「オエッ」となる嘔吐反射を軽くするための方法です。

私のかかりつけの医院は、鼻から入れる内視鏡を使っています。(自宅からはやや遠いのですが、鼻から入れる内視鏡を使っているところを探しました)

これだと、鎮静剤不要なので、モニターを見ながら医師と会話(質疑応答)をしながら検査が出来ます。(本当に恐怖感が強い人に対しては、鎮静剤使用+鼻から、という検査をする施設もあるようですが、そこまでは必要ないんじゃないかな、と個人的には思います。

鎮静剤を使った場合、醒めるまでの数時間は病院で休む必要がありますし、意識レベルが低くなるので、医療事故のリスクが僅かではありますが高まることになります。口からの内視鏡であれば、鎮静剤を使うのもお勧めです

私は今回で3回目だったのですが、慣れてきたせいもあり、今まで最も楽に受けられました。過去2回も結果的には全く苦しくなかったのですが、緊張しやすいたちなので、力を抜いてリラックスするのが楽に受けるコツだと医師に言われるのですが、どうしても無駄な力が入っちゃうんですよね。

今回は、さすがにだいぶ慣れてきたのでしょう。自分の胃の中を自分自身で見れるって、テクノロジーの進化はすごいな、なんて思いながら受けてました。幸い、深刻な異常も見つかりませんでした。

本当に楽に受けられるので、鼻から入れる胃カメラ、お勧めします。
もちろん、鼻から異物が入っているのは確かなので、少なからず違和感はありますが、苦しいということはないかと思います。
必要な場合、口からの胃カメラ同様、組織検査も出来ます。

大きい病院だけではなく、胃腸科や消化器科の看板を掲げている街医者(クリニック)でも受けられるところが増えていますので、健康診断で残念ながら異常が見つかってしまった場合や、胃の調子が悪い場合、受けてみてはいかがでしょうか。

最後に、費用についてですが、人間ドックや健康診断の場合は原則自己負担になります。(職場で受ける場合は、会社や加入している健康保険組合が負担してくれるケースも多いと思います。国保の場合、補助があるケースもありますので、申し込む前に調べてみることをお勧めします)

胃の調子が悪くて医療機関を受診した場合や、健康診断や人間ドックの一次検査(レントゲン)で異常が見つかった場合は、健康保険で受けることが出来ます。(ピロリ菌の検査や、組織を採取しての検査を実施する場合などは、追加費用が掛かります)

前回、今回と不健康なネタが続いたので、次回は健康的な話題(?)が提供できるよう、気を付けます…

それでは、また次回に。


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