タブクリアです、明けましておめでとうございます。

何の巡りあわせか、新年最初の投稿は4年連続私の担当になっています。

所々で話題にはなっているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今年の節分は2月2日です。節分が2月2日となるのは、1897年(明治30年)以来、124年ぶりとのことだそうです。また、1984年(昭和59年)は節分が2月4日だったとのこと。私が子供の頃に一回あっただけですね。

なので、ほとんどの人にとって節分=2月3日という認識だと思いますが、「節分」をWikipediaで調べると、以下のように説明がありました。

「節分」とは、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。
節分とは「季節を分ける」ことも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。


つまり、立春が何日になるかにより、節分の日も決まる、ということになります。

立春は、二十四節気の一つなのですが(二十四節気の説明は長くなってしまうので今回は省略させてください)、「地球と太陽の位置関係」によって定められています。

具体的には、二十四節気の各日付は、地球と太陽との位置関係を国立天文台が調べて決めています。二十四節気の日付が変わるのは、うるう年の調整が必要な理由と同じで、地球が太陽の周りを公転する周期(=1太陽年)が、365日ちょうどではなく、それよりも約1/4日長い365.2422日(365日5時間48分46秒)であるためです。

ちなみに、来年以降については、閏年の翌年の節分が2月2日になるとのこと。具体的には、2025年、2029年、2033年…、ですね。あと、例外的に2057年と2058年は2年連続で2月2日になるようです。

一見、法則性がありそうで、ない感じなのですが、調べてみたら計算式がありました。

立春に限らず、二十四節気の日付は計算式で求められます(「二十四節気 数式」で検索するといくつか見つかります)。参考に、上記の検索結果を元に私が調整した、Microsoft Excel用の節分の日付を求める数式です。

=ROUNDDOWN((4.8693+0.242713*(A1-1-1900)-ROUNDDOWN(((A1-1-1900)/4),0)),0)-1



※A1の部分は、西暦年を入力するセル番号になります、また、結果に対する責任は負いませんのでご了承ください

これを試してみたところ、上記の説明通りになりました。2月4日が節分という年は今世紀中はありませんでした。今年以降、2月2日が節分となる日はけっこうあり、特に今世紀後半になればなるほど多くなるので、節分=2月3日という固定観念みたいなものはなくなっていきそうですね。


それでは、本年もBREASTOをよろしくお願いいたします。


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