タブクリアです、こんにちは。

ご存じのように、各携帯キャリアの3G通信サービスが続々と停波となります。
KDDI(au)が2022年3月(つまり今月)、NTTドコモが2024年1月、ソフトバンクが2026年3月までにそれぞれ停波する予定となっています。

私がこの業界に入った頃の主な担当プロジェクトが、3G携帯の基地局周りの制御ソフトの開発だったので、感慨深いですね。

深夜残業や夜間作業も多く、大変な仕事ではありましたが、私はもちろん、同僚も元請けの電機メーカーの担当者も同世代の若手だったこともあり、ある種の連帯感みたいなものも生まれ、当時のメンバーとは今でも付き合いがあります(コロナ禍で直接会う機会は減ってしまっていますが)。

基地局などのインフラ側もそうですが、端末側の開発はもっと大変だったようで、2ちゃんねるなどで話題となったこともあり、ブラック企業、ブラック労働の代名詞のように扱われたこともありました。

あれから20年経ち、端末はスマートフォン(主に海外製)がメインとなり、国内メーカーの存在感はかなり薄くなってしまいました。

インフラ側はどうなっているのか気になったのでちょっと調べてみたところ、5Gの基地局に関しては、キャリアによって違うようですね。

ドコモは3G時代同様NECと富士通、KDDIとソフトバンクは海外(エリクソン、ノキア、サムスン、ファーウェイ)のシェアが高いようですが、どのキャリアも北欧勢が伸びていて国内勢は縮小傾向とか。

私も若い時と比べ、体力、特に視力の衰えを感じるようになりましたが、それでもこの業界に身を置けているのは、この頃に身に付けた基礎が効いているのかな、なんて思います。

どんなシステムであれ、自分が手掛けたものが社会の役に立っているというのは、この仕事のやりがいですよね。まだまだ頑張っていきたいと思う今日この頃です。

それでは。


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