こんにちはジョーです。

仕事柄プロジェクタと関わる機会が多いため、ディスプレイ接続端子の話をさせていただきます。

最近はHDMIを搭載しているパソコンが増え、VGAを見る機会が以前より減ったと思います。それでもVGAが一番多く使われていると実感します。

接続端子はVGAから始まりDVI、HDMI、DisplayPortと順に新しい規格が登場しています。

以下規格の簡単な説明
VGA(差込口に15のピンがある)
アナログ接続で、例えるならアナログテレビやレコードに相当します。パソコンの映像をアナログに変換して接続しているので、画質は他の規格に劣ります。対応している機器がとても多く、徐々に他の規格に変わりつつありますがまだまだ現役です。

DVI(差込口に18-24ピン、左側にマイナスの形をしたピンがある)
アナログとデジタル接続両方の規格がありますがデジタル接続で一般的で、例えるなら地デジ対応テレビやCDに相当します。画質は良いのですがHDMIやDisplayPortが登場した事で以前より見なくなりました。

HDMI(差込口は台形で見た目では判断がしにくいが19ピンがある)
デジタル接続でテレビにレコーダーやゲーム機を接続するゲーブルでおなじみだと思います。当初はテレビやビデオカメラの接続を想定した規格でしたがパソコンとテレビを接続したり、パソコンでテレビが見れるようになり、パソコンでも対応している機種が増えました。

DisplayPort(差込口に四角に左下の角が取れた形状で見た目では判断がしにくいが20ピンがある)
デジタル接続で最も高性能なため、4Kと呼ばれる高画質な映像に最適です。パソコンでは最近見かけるようになりましたが、既にHDMIが広く普及してるため広く普及するには至っていません。

ディスプレイ接続端子の進化はパソコンの進化と用途の多様化を最もわかりやすく反映した機器だと思います。今後パソコンの接続端子としてはVGAが徐々に廃止され、HDMIが主流になりDisplayPortは業務機器の接続規格として生き残ると予想しています。タブレットやスマートフォンの普及もあり、無線接続を想定した規格が近いうちに登場する事も予想されます。パソコンより進化が楽しみなIT機器だと私は思っています。

以上、ジョーでした。


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