こんにちはジョーです。

最近、「フリーソフト」という言葉をめっきり聞かなくなりましたが、逆に「無料アプリ」という言葉は良く聞くようになりました。フリーソフトという言葉を聞かなくなった原因は多々ありますが、特に大きな理由は以下の3点だと思います。

1.Windows自体が以前に比べて格段に進化して標準機能で事足りる点

2.開発者や利用者がiOSやAndroidなどに流れた点
3.フリーソフトで見返りを得る手段がiOSやAndroidに比べて乏しかった点

 

個人的には3番の要因が最大の原因だと思います。

 

フリーソフトは無料なので見返りを得る必要がない、という認識は間違いだと思います。物を作るには費用や時間が掛かり、フリーソフトのダウンロードサイトやWikipediaにも寄付の項目が用意されている事でも、この事実を知る事ができます。海外では寄付の文化が根付いていますが日本では根づいていません。

そこで、フリーソフトから見返りを得る手段として登場したiOSやAndroidの「ストア」という概念が、今までの問題をある程度の自由との引き換えに解消したと断言できます。

これまでのフリーソフトが抱える「広告の安全性」「課金方法の容易さ」「アプリの安全性」等の問題をストア側が管理してる点や、携帯キャリアの月額課金アプリと違って原則買い切りのソフトが主流のため気軽に利用できる様にしたことなど、消費者の支払や広告に対する安心感を確保し、開発者には金銭やレビューで見返りを得やすい仕組みを構築していることが、革命的だと思いました。

Windows8でストアという概念を導入しましたが、iOSやAndroidのストアの利便性には程遠いのが現状だと思います。WindowsストアがWindows10で進化し利便性の高いものになれば、Windowsのフリーソフトも再度盛り上がる可能性が十分考えられるので、私はWindows10に期待しています。

ただ、その頃にはWindowsにおいても「無料アプリ」という言葉に変わって、フリーソフトという言葉は消えるのかもしれません。

 

最後に個人的に秀逸だと思ったフリーソフトを一つだけ紹介します。

「藤 -Resizer-」

これは画像変換ソフトで、私は縮小機能として利用していますが高機能で変換後の画像の品質も良いです。アプリ紹介サイトでは触れられていませんが、正規表現を使用する事でフォルダー内の画像を一括変換が可能な点が個人的に優れていると思います。同系のソフトはメニュー選択型が多いのですがメニュー内のドラッグ&ドロップとシンプルです。ショートカットからのドラッグにはあえて対応しないことで誤って変換するミスも防げる、痒い所にも手が届いているソフトだと自信を持って勧められます。

以上、ジョーでした。


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